日韓合意について

2015年12月28日

年末に日韓合意が行われました。
さて今回の合意の内容を見てみましょう。

日韓首脳電話会談

12月28日17時48分から約15分間,安倍内閣総理大臣は,朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領と首脳電話会談を行いました。

1 両首脳は,慰安婦問題をめぐる対応に関し,11月の日中韓サミットの機会に行われた日韓首脳会談を受け,協議を加速化し,今般合意に至ったことを確認し評価した。

2
(1)安倍総理から,日本国の内閣総理大臣として改めて,慰安婦として数多の苦痛を経験され,心身にわたり癒やしがたい傷を負われた全ての方々に対し,心からおわびと反省の気持ちを表明した。その上で,慰安婦問題を含め,日韓間の財産・請求権の問題は1965年の日韓請求権・経済協力協定で最終的かつ完全に解決済みとの我が国の立場に変わりないが,今回の合意により,慰安婦問題が「最終的かつ不可逆的に」解決されることを歓迎した。

(2)朴槿恵大統領から,今次外相会談によって慰安婦問題に関し最終合意がなされたことを評価するとした上で,新しい韓日関係を築くために互いに努力していきたいといった発言があった。

(3)両首脳は,今回の合意を両首脳が責任をもって実施すること,また,今後,様々な問題に,この合意の精神に基づき対応することを確認した。

3 両首脳は,安全保障,人的交流,経済を始めとする様々な分野における日韓協力を強化し,日韓関係を前に進めていく重要性を確認した。


こんな事を言っては申し訳ないのですが、ほとんどの内容が抽象的でわかりません。
私の主観も交えて噛み砕いてみましょう。

1について
11月に日韓首脳会談もしたし、さっさと協議を進めて合意にたどり着けたことを良しとしましょう。

2について

(1)俗にいう慰安婦という立場の女性は先の戦争で発生し、仕事とはいえ色々苦労と苦痛はあったでしょう。戦争に参加していた国として反省をします。日本としては1965年に政治上の責任は果たしているのは事実なので、謝罪もしたし今回の合意でこの問題について話すのは最後にしましょう。

(2)韓国の朴槿恵大統領から日韓外相会談で俗にいう慰安婦問題で最終合意したとこを良しとし、これからも日韓関係をよくしましょう。といった発言があった。

(3)安倍総理と朴大統領は慰安婦問題はもう終わったので蒸し返さないようにしましょう。もし何かあっても今回の合意を出して解決すること。

3について
安倍総理と朴統領は日韓関係を良くしていくといいと言う事を確認した。

まあこんなところでしょうか。
まず解かっていることは「もう慰安婦問題は終わり!」という事でしょう。
しかし軍の関与という言葉を使っていますので他の国からみたら解釈は変わるでしょう。
慰安婦問題を終わらす代わりに「日本は過ちを認めた」と世界に認識されるのは重大な問題です。


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